Episode #17

#17 17「自己肯定感を上げる」への疑問・漢字を3回書けない子と辞めぐせ

2026年9月14日 16分

子育てでここ数年、「自己肯定感を上げる」がキーワードになっています。私はこれに疑問を持っています。昭和世代だからでしょうか。

すべてを否定しているわけではありません。ただ、自己肯定感が高いことで周りに悪影響を与えている人を何人も見てきました。自分はできている、他の人ができていないから自分ができない。そう言う人に何度も会ってきて、自己肯定感が高い=良いこと、とは限らないと思うようになりました。

自分ができていないなら、そのできていないことをありのまま受け入れる。それが本来の無条件肯定ではないのか。都合の良い部分だけを切り取って「自己肯定感が高い」と認識している人が増えている気がしてなりません。

このエピソードで話すこと

  • そもそも自己肯定感とは何か。「ありのままの受容」「自分軸」「心理的な安定」
  • 静かにすべき場所でおしゃべりする。これをありのまま受け入れるのか
  • 他人のせいにして「自分はできる」と言う人。それは自己肯定感ではなく言い訳では
  • ポジティブ思考と自己肯定感は別物
  • 漢字を3回書けない。先生が言うとやらない、塾に行きたくないと言い、保護者からクレームが来る
  • 好きなことだけをさせた先にある「辞めぐせ」「逃げぐせ」
  • 自分が何者でもなかったと認識してからが第二章、という友人の言葉
  • 「納得させる」の裏に隠れている「我慢」

タイムライン(※目安)

  • 0:00 オープニング
  • 0:40 「自己肯定感を上げる」に疑問を持っている
  • 2:00 そもそも自己肯定感とは。高い人と低い人の違い
  • 4:00 勘違いされていないか。静かな場所、他人のせいにする人
  • 6:00 ポジティブ思考と自己肯定感は別物
  • 7:30 漢字を3回書けない子と、塾へのクレーム
  • 10:30 好きなことだけをさせた先にある辞めぐせ、逃げぐせ
  • 12:30 自分が何者でもなかったと気づいてからが第二章
  • 13:30 できない部分は褒められない。向き合う、考える
  • 15:20 「納得させる」の裏にある我慢/まとめ

まとめ

私は、自己肯定感を上げる下げるではないと思っています。できないことをどうやったらできるようになるのか。どうやったら子供がそれをやるようになるのか。そのやり方を模索しながら伝えて、その子なりのスタイル、特性に合わせてやっていく。そういうことなのかなと。

負け癖は覆すのが大変です。だから小さいことでも勝ちぐせをつけて、段階的に上げていく。逃げぐせも同じで、直すのが大変です。逃げるな、と言っているのではありません。ときには逃げずに向き合ったとき、どうするのか。ここからは価値観、人生観の話になります。

できることばかりやる人生で終われるのか。この問いに、あなたはどう答えますか。

毎週金曜配信。

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