子育てでここ数年、「自己肯定感を上げる」がキーワードになっています。私はこれに疑問を持っています。昭和世代だからでしょうか。
すべてを否定しているわけではありません。ただ、自己肯定感が高いことで周りに悪影響を与えている人を何人も見てきました。自分はできている、他の人ができていないから自分ができない。そう言う人に何度も会ってきて、自己肯定感が高い=良いこと、とは限らないと思うようになりました。
自分ができていないなら、そのできていないことをありのまま受け入れる。それが本来の無条件肯定ではないのか。都合の良い部分だけを切り取って「自己肯定感が高い」と認識している人が増えている気がしてなりません。
私は、自己肯定感を上げる下げるではないと思っています。できないことをどうやったらできるようになるのか。どうやったら子供がそれをやるようになるのか。そのやり方を模索しながら伝えて、その子なりのスタイル、特性に合わせてやっていく。そういうことなのかなと。
負け癖は覆すのが大変です。だから小さいことでも勝ちぐせをつけて、段階的に上げていく。逃げぐせも同じで、直すのが大変です。逃げるな、と言っているのではありません。ときには逃げずに向き合ったとき、どうするのか。ここからは価値観、人生観の話になります。
できることばかりやる人生で終われるのか。この問いに、あなたはどう答えますか。
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